でも描くんだよ!

画力もセンスも無いけどウェブ漫画を描いている奴の日記など

私と漫画制作②

何一つ作品を完成させられないまま中学時代は過ぎ、初めてペン入れまで行った完成品が出来たのは高校も二年になった時でした。20ページほどの短い作品で、絵にしろストーリーにしろひどいものでしたが、初めて描ききったという達成感はあったと思います。


ところがその後も描ききれない日々は続き、結局学生時代に描けた作品は全部で3つほどだけでした。この学生時代に描いた作品と言うのは原稿を紛失しており、読み返す事が出来ないのは少し残念です。
うち一つは当時所属していた美術同好会の学園祭展示に出品したのですが、多分、今の目で見ると死にたくなるレベルのひどさだと思います(汗
過去の絵を見返すと滅茶苦茶下手くそなんですが、描いている当時はなかなかそれに気付かないんですよね。


社会人になった後も漫画を描く事はやめなかったのですが、相変わらず描いてはやめての繰り返しでした。お金を持つようになって、漫画以外にも色々趣味の幅が広がり、机に向かっている時間は一日一時間も無かったと思います。
それでも完全にやめなかったのは、子供の頃から続けてきた事だからと、何か義務の様な感覚に囚われていたからで、正直言って描いていてもあまり楽しくなかったですね。


続きます。

私と漫画制作①

私が漫画を描くという行為を始めたのは小学生の時。
その頃はチラシの裏やノートに鉛筆やボールペンで、当時読んでいたコロコロコミックやボンボンなどの漫画をマネた、ギャグ系のストーリーを描いていました。


初めてつけペンを握ったのは確か中学一年の時だったと思います。ですがその頃の私は典型的な「描ききる事が出来ないマン」で、ネームもろくに作らず最初のイメージだけで作品を描き始めては、10ページくらいで詰まって描くのをやめる、という事の繰り返しで、何一つ作品を完成させる事が出来ませんでした。


少し大人に近づいた事と、ちゃんとした道具を持った事で小学生の頃のようなテキトーさに裏打ちされた勢いが無くなってしまった。
何か大層なものを描かなければ、そんな強迫観念みたいなものが常に頭にあって、揃えた道具をちょっと使ってみて、それで何か描いたつもりになっていた様に思います。
まあよくあるパターンですね。


続きます

「その果ての」18話公開中

ウェブ漫画「その果ての」
現在第18話まで公開中です。


第19話の公開は11/17の予定です。


公開先


漫画ハック
https://mangahack.com/comics/6736


comico
http://www.comico.jp/challenge/articleList.nhn?titleNo=25030


マンガボックスインディーズでも公開しています。